前回記事
鍼灸とラーメンが似ている件について③
　の続きです。

一方でラーメンはどうでしょう？

【日本独自のラーメン文化】

　

　日本に大陸より麺が伝わったのは奈良時代とも鎌倉時代とも言われていますが、現代のラーメンのような中華麺は明治の頃から一般化していったようです。
　そして今のラーメン文化へと繋がっていきます。

　現代日本のラーメンといえば、醤油、塩、味噌、とんこつスープと大別できますが、細かくジャンル分けすれば、もう収拾がつかないくらい種類がありますよね。
　我が故郷新潟も「隠れラーメン王国」などとも言われますが、県内の有名なラーメンのジャンルだけでも六つくらいありますから、全国規模で調べたら膨大な数のジャンルになると思います。

　とにかくほとんどの日本人がラーメンが好きで、中には毎日のように食べるツワモノもいるくらいです。
　もう国民食の一つと言ってもいいくらいです。

　ビフォーコロナの東京では、そんな日本の有名ラーメン店に中国人観光客が行列を作っている光景も珍しくありませんでした。

　とはいえ、中国式の麺料理も素晴らしいものが多くあります。
　たまに池袋にいったときなど、客層がほぼ中国系の方々だけのお店で食事するのも、異国情緒があり楽しいものです。

【まとめ】

　というわけで、鍼灸とラーメンの共通点は、ルーツが中国大陸だけど日本に来てからの独自路線で大きく発展した文化だというものでした。
　そしてまだまだ進化を続けています。言い換えると古くて新しいものと言えるかもしれません。

　どちらも日本に定着し深く根付いているものですが、鍼灸は未体験の人がまだまだ大勢いらっしゃいます。
　是非、一度体験していただきたいです。

　当治療院では、「井穴刺絡」という鍼灸の最先端と言ってもいい効果がすぐに体感できる治療と、お灸とを組み合わせて治療に当たってます。

　興味のある方は、お問い合わせや相談だけでも結構です、是非連絡をお待ちしております。

田村はり灸治療院　田村宏樹
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